｢髪質改善｣というメニューが注目される中、

そのメニューの判りずらさが問題になっています

一般的に髪質改善と称したメニューは、

髪のパサつきやうねりを解消して扱いやすい髪にする事が目的だと思われます。

そして、使用する薬剤や施術工程によって大きく二種類に分けられます

 

①トリートメントで髪質改善

こちらはあくまで薬事的に化粧品登録の薬剤を使用して行うケースです

 

酸熱トリートメントで使用されるグリオキシル酸やレブリン酸・マレイン酸・ケイ素などを使用します

うねりやダメージを抑えてそれを持続させます

俗に言うトリートメントの類になります

 

中には、水素や炭酸などを使用するケースもありますが、

水素や炭酸はあくまでも素髪にする為の成分です

水素は主に、活性酸素を除去します

カラー剤やパーマ剤に含まれる過酸化水素を除去する事で髪のダメージを防止します

炭酸は、アルカリ除去や汚れを落とす効果、血行促進効果があります

 

②パーマ剤(還元剤)で髪質改善

こちらは、髪の結合を切り再結合させる事でうねりや広がりを抑えます

医薬部外品登録であるチオグリコール酸(チオ)やシステイン(シス)などを使用するものと

化粧品登録のサルファイトやシステアミンやスピエラやGMTなどを使用するものがあります

髪の内部に作用し、半永久的に毛髪を矯正します

 

 

髪質改善メニューと一言で言っても多々ある訳です

だから一般のお客様は迷いますよね～

しかし美容師さんも混同しています

もっとわかりやすくするべきです

 

髪質改善に｢うねる広がる髪のクセの改善｣を求めるなら

酸性ストレートを選択肢としてみてはいかがでしょうか？

 

酸性ストレートは、パーマ液(還元剤)を使用します

ですので、トリートメントより効果は持続します

 

主に、システアミンやスピエラ(ラクトンチオール)やGMTという還元剤を使用して行います

施術工程は、縮毛矯正とほぼ一緒です（施術時間も）

 

健康毛～ダメージ毛まで対応可能です

 

【施術例】

ビフォアー

 

アフター（ノンブロー）

 

また、同じ薬剤を使用してパーマ(デジタルパーマ)も可能です

ビフォアー

アフター

 

アルカリ剤を一切使用しない為、

ダメージを抑えた施術が可能です

またダメージ毛でも安心してストレートやパーマが可能です

 

サロン様には、随時臨店講習をさせていただいておりますので

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