自他共栄

ロンドンオリンピック連日盛り上がってますね

なんでも日本人選手のメダル獲得数は過去最高のペースだとかw(゚o゚)w オオー!

毎日オリンピックを見ながら気づけばテレビの前で寝ていることが多い日々です(つд⊂)ゴシゴシ

さて、昨日柔道個人の全種目が終わりました。

男子・女子合わせて、金メダル×1個、銀メダル×3個、銅メダル×3個
ロンドンオリンピック女子柔道金メダル松本薫選手

結果として、男子の金メダルがなかったなど残念な結果だったかも知れませんが、懸命に戦う選手たちの姿を見て感動しました。

今回の結果をみて、決して日本人の柔道のレベルが下がったのでは無く、世界全体の柔道レベルが上がったのだと専門家が言っていました。

考えてみれば、柔道は日本が発祥の国。

強くて当然でしたが、世界のレベルが上がったということは、柔道を世界共通のスポーツとして浸透させてきた日本人の成果だと思います。

柔道の創始者である嘉納治五郎が述べた有名な言葉があります。

 

精力善用(せいりょくぜんよう)
己のエネルギーを最大限に生かし、柔道を練習することによってしっかりとした健全な気力を養うことを求めている。

 

自他共栄(じたきょうえい)
相手を敬い、己の技を磨かせてくれた相手に対し感謝をすることによって礼の精神を身につける。
それにより、相互を信頼し助け合う心を育ち結果として共に大きく成長することができる。
自分だけでなく、他人も共に栄える世の中を作っていこうということ。

まさに、今の柔道の世界レベルが上がったことは、自他共栄の精神によるもの。

柔道の精神に従い、自分(自国)だけではなく、他人(他国)も共に栄える(強くなる)ことをしてきた結果ですね。

自他共栄

いい言葉です。