クレマティスと祝婚歌

今日は、お取引美容室でキレイに咲くクレマティスを見ました。

綺麗に咲いていましたよ
クレマティス

クレマティス(クレマチス)の花言葉は、「心の美」だそうです。

では、そんなクレマティスの花言葉と花嫁の季節(ジューンブライド)にちなんで、心温まるある詩をご紹介します。

祝婚歌  吉野 弘

二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい

立派すぎることは

長持ちしないことだと

気付いているほうがいい

完璧をめざなないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで

疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には

色目を使わず

ゆったりゆたかに

光を浴びているほうがいい

健康で風にふかれながら

生きているなつかしさに

ふと胸が熱くなる

そんな日があってもいい

そして

なぜ胸が熱くなるのか

黙っていても

二人にはわかるのであってほしい

実は、今日ラジオで紹介していたのを聞き、「いいな!」と思い調べました

吉野弘さんは、日本の詩人だそうです。

この祝婚歌は、良く結婚式のスピーチでも使われるようですね。

六月にこれからご結婚される方、幸せになって下さいね

ちなみに・・・うちもジューンブライドでした 幸せ(笑)